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暑い夏でもサラサラ汗をかくための方法
5月9日、今日の大阪の気温は27度まで上がったみたいです。
今年も昨年同様、『猛暑』を予感させる暑さでした。
現代人は冷暖房器具に囲まれた生活をしていますので体温調節機能である『汗腺』の機能が落ちています。
暑い夏がやってきても体調を崩す事なく、健康な生活を維持できるよう今のうちから『汗腺』の機能をあげておくことをおすすめします。
今回はそんな汗腺について記事をアップしましたので是非参考にしていただき皆さまの健康に役立ていただきたいと思います。
汗の基礎知識を知る
まず基礎知識として汗腺にはエクリン腺、アポクリン腺の2種類があります。
それぞれの汗腺からでる汗は性質、役割が異なっています。
エクリン腺
エクリン腺は全身に分布しています。
体温調節の役割りをもち、無色無臭。
アポクリン腺
アポクリン腺は腋窩、ヘソ、外耳道などの限られた部位に存在し、汗には脂質やタンパク質などを含みます。
この汗は常在菌により分解されると強力なニオイを発します。この匂いはワキガなどとも呼ばれますが、実はフェロモンの役割りを果たしていると言われています。
暑い時の体温調節に重要になるエクリン腺は日常的に運動し汗をかくような習慣をつける事で鍛える事が可能です。
じっとり汗をサラサラ汗へ
汗には水分だけでなく、体に必要な塩分も多く含まれています。
運動により日常的に汗をかくクセが付いている人の汗腺ではこの大切な塩分の再吸収の機能が高いと言われています。
塩分が効率よく再吸収された汗はそのほとんどが水分でサラサラとしており、乾いた後の匂いも抑えられます。
ところが運動習慣がない人では、普段冷房のかかった環境が日常化していますので、汗腺の機能は低下し、塩分の再吸収能力の低下が見られるそうです。
塩分濃度の低下はベタベタ汗、じっとり汗の原因となるばかりでなく、身体の恒常性を乱し、いわゆる『夏バテ』の状態を作ってしまいます。夏バテしやすくなる。
そうなると体力は落ち、熱中症などにもなりやすい状況をつくることさえあります。
サラサラ汗をかくためにオススメの運動
こうならないために、1週間のうちに2,3回1時間程度の軽い有酸素運動などを取り入れると良いでしょう。
この時に大切な事はとにかく『汗を流す』事となりますので、ウォーキングよりは少し強度の高いジョギングなどがオススメです。
もちろんお一人お一人体力は違いますのでご自身の状態に合わせ強度の選択をしていただきたいと思います。
暑い夏になってからではなかなか外に出づらい事もあり、運動習慣をつけるスタートとしては難しいと思います。
夏を元気に過ごすには是非今からスタートしていただく事をオススメします。
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