Contents
『食物繊維』徹底解説☆
『食物繊維』聞き慣れた言葉ではあると思いますが、ほとんどの方は『なんとなく体に良いもの』という認識しかないのではないでしょうか^_^??
この投稿では私たちの健康に欠かす事の出来ない食物繊維について知っていただきたいと思います☆
〈食物繊維の種類〉
ひと言に『食物繊維』と言っても、
食物繊維には、
「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の
2種類がある事をご存知でしょうか?
この二種類はそれぞれ役割が違うので、食材を選ぶ際にはそれぞれの特徴を知り、
両者をバランス良く摂取する事をオススメします。
〈水溶性食物繊維の役割〉
水溶性食物繊維は優れた整腸作用を持っています。腸内細菌の餌となる事で、常在菌の活動を活発化させ、腸内環境をより良い状態へと導きます。
また水溶性食物繊維をとることで短鎖脂肪酸という物質を生みだしてくれます。
短鎖脂肪酸には、大腸のバリア機能の向上・
発ガン抑制・肥満・糖尿病予防・大腸炎症性疾患の抑制と様々な効果があります。
〈水溶性食物繊維を多く含む食材〉
・玉ねぎ・ゴボウ・キクイモ
・大麦・オーツ麦
・豆類
・海藻類
・こんにゃく
ご自身の好みや扱いやすい食材を選んで
食事の中に取り入れてみてくださいね。
〈不溶性食物繊維の役割〉
不溶性食物繊維の主な役割は便の量のかさましです。
ダイエット中は、食べる量が通常より減る傾向にあるので便の量が足りずに便秘になる方も多いと思います。
特にダイエット中の方は不溶性食物繊維を含む食品は特に積極的にとりたいところですね♪
他にも、蠕動運動という腸が伸び縮みしながら、便を排出方向に誘導する腸の動きを促進し、有害物質を排泄しやすくしてくれるというメリットがあります。
〈不溶性食物繊維を多く含む食材〉
・ほとんどの野菜や穀物
・キノコなどに多く含まれます。
〈食物繊維の摂取の目安〉
水溶性食物繊維:不溶性食物繊維
1:2くらいの割合で摂取する事がすすめられています。
ダイエット中なので『野菜をたっぷりとらないと』と野菜を取る事ばかりに目がいき、不溶性食物繊維に偏ってしまうと、野菜をしっかり食べているのに便がでない、または下痢が続くなんて事にもなりかねません。
きのこ、海藻、根もの、葉物、なんでもバランスよく食べる様に心がけ、いつでも良好な腸内環境を作れるようにしましょう^_^