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ミネラルって何??
ミネラルは現代の日本人の食事において不足しがちな栄養素として知られています。
ミネラルの必要量は微量なのですが、とても重要な働きをしており、不足すると体に大きな影響を及ぼします。
一言にミネラルといってもその種類は大変多く100種類以上もあります。
皆さんも良く耳にするような代表的なものとして、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などがあげられます。
役割
ミネラルは神経の伝達に関わったり、骨や歯を形成したり、血液の原料となったり、免疫の維持や代謝の正常化など私たちが健康に生きていく上で重要な役割を担っています。
元々、日本食は栄養バランスの優れた食事ですのでミネラルの不足は起こりにくかったのですが、食の欧米化が進むにつれミネラルは不足しやすい栄養素となりました。
ミネラルの不足で起こりやすい病気やトラブル
〈カルシウム〉
主に歯や骨をつくるもとになり、不足すると骨の発達が悪くなります。また、筋肉・神経・心臓が正常に機能するためにも必要です。
〈マグネシウム〉
不整脈が生じやすくなったり、慢性的に不足すると心疾患や動脈硬化症などのリスクが高まります。またテタニー(筋肉の痙攣)を起こしやすくなったりもします。
〈亜鉛〉
不足すると、大切な感覚である味覚、嗅覚、聴覚が低下したり免疫力が低下すると言われています。
〈カリウム〉
不足すると脱力感、疲労感、高血圧などの症状が出ます。
〈鉄〉
赤血球のヘモグロビンの主成分です。不足すると鉄欠乏性の貧血になります。
外食、コンビニ、インスタント食品に頼る事が多い方やダイエットをしているという方などは特に注意が必要です。
ミネラル不足を起こさない為に
ミネラルを多く含む食品を知りバランス良く細かく摂取する事で不足しないよう心がけましょう。
ミネラルを多く含む食品
〈カルシウム〉
牛乳、チーズ、水菜、木綿豆腐、海老、小松菜、モロヘイヤなど
〈マグネシウム〉
ナッツ類、干しひじき、大豆、納豆、ごま、桜海老、玄米など
〈鉄〉
豚レバー、鶏レバー、あさり、しじみ、干しひじき、ほうれん草、小松菜、納豆など
〈亜鉛〉
豚レバー、牛肉、蟹、うなぎ、納豆、たらこ、ごまなど
普段の食事で栄養が偏りがちな方は、上記を参考に何か一品、二品プラスするような工夫をしてみてはいかがでしょうか?
難しい方は、サプリメントなどで補給する事も1つの方法かと思います。
その際はミネラルには過剰摂取による弊害もありますので上限表示等を確認して上手に活用して下さい。
吸収効率をアップさせる
ミネラルは、摂取量に対して吸収効率が悪いものが多いと言われています。
組み合わせによっては吸収を阻害されることもあります。
その代表が食品添加物リン酸塩です。(酸味料,乳化剤,pH調整剤と表示されています)
ミネラルは、リン酸と結合しやすく、結合するとその力を発揮する事なく体外に排出されてしまいます。
一方、ミネラルの吸収を促進する栄養素としてはビタミンC、D、やタンパク質、また数種類のミネラルを一緒に摂る事で相互に力を高めあい吸収効率を高める事が知られています。
ミネラルを不足させない食生活のためには、無添加、無調整のものを選択したり、野菜、果物、海藻など様々な食材プラス一品を意識して細かく摂取するようにしましょう。
そうする事で無理なく補う事が出来ると思います。
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